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入院中役に立ったもの「スマートウォッチ」 [あると助かるもの]

あくまでも参考程度に


 入院中は毎日決まった時刻ににバイタルを計測する。これは何も白血病に限らないでしょう。主に看護師さんがやってきて計測してくれる。自分が入院した時は、血中酸素濃度(SpO2)とか心拍数、血圧などは看護師さんが朝夕計測してくれた。体温と体重、尿の時刻、尿の量や食事量は自己計測だった。自身の体調が良くないと、ベッド脇まで体重計を持ってきてくれたりもする。体温計は入院時にベッド毎に貸し出しだ。だから、当たり前の事だが、血圧計やら体温計は、自分で用意しなくて良い。

 最近はApple Watchなどのスマートウォッチには、心拍を測定できたりするものがある。Apple Watchは心拍数だけだったかな。これまで、歩数計や消費カロリーなどはスマホの機能でもあったりしたが、他のメーカーのスマートウォッチでは血圧や、酸素飽和度まで計測できるものがあった。もちろん、正規の医療機器ではないので、計測した値は参考になる程度と考えるべきでしょう。


Apple Watch Series 4(GPSモデル)- 40mmスペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツバンド

Apple Watch Series 4(GPSモデル)- 40mmスペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツバンド

  • 出版社/メーカー: Apple(アップル)
  • メディア: エレクトロニクス


 パルスオキシメーターや、血圧計は医療機器。正しく計測できるのはやはり正規の医療機器だし、そもそも入院しているからすぐに看護師さんに計ってもらえる。だから必須という訳ではない。でもやっぱり5分毎に自動計測してくれたり、ちょっと体調に異変を感じて看護師さんを呼ぼうかどうか迷う時も、一旦スマートウォッチの計測値で確認してから、看護師さんに正規の医療機器で計測してもらったりした。スマートウォッチも無駄ってわけではなかった。




気になるデータの信頼度

 正規の医療機器とのデータの差は気になるところだった。自分の場合に限って言えば、心拍数(bpm)はほぼ同等。信頼できた。血中酸素濃度(SpO2)についても、医療機器のパルスオキシメーターと同等の値が出た。この2つのデータは、スマートウォッチと言えどもかなり信じられた。正規の医療機器との値の差があったのは、血圧だった。正規の医療機器の血圧計は、ご存知のように上腕部に計測部分を巻き付けて空気を入れて圧をあげて計測する。スマートウォッチでは、あくまでも時計やブレスレットのような装着の仕方なので手首だ。自分の場合に限っては、スマートウォッチの血圧の値は、正規の血圧計よりも高めの値に計測された。だからスマートウォッチで高めの血圧が出たからといって、悲観する必要は必ずしも無い。10から15程度高く計測されていた。どれくらい低めに出るのか、あるいは高めに出るのか判明すれば目安にもなる。


どれがいいいのか

 スマートウォッチといえば、Apple WatchかFitbitだろう。しかしApple Watchは心拍のみ。心拍計測できないモデルもあるそうです。Fitbitも探してみたが、心拍のみしかなかった(2018年11月時点です)。Fitbitはフィットネス向けだしApple Watchは結構高い。そこで聞いたことない怪しい中華製のリストバンド型スマートウォッチを駄目元で買ってみた。あれこれ見比べて、結局条件として上げられたのは以下のとおり。


1.生活防水

 入院中は頻繁に手洗いと手指消毒をしなくてはならない。このため電子機器とはいえ、生活防水程度は達成したものでないと困る。手洗いのたびに時計を外して、消毒後に再度装着なんて、1日なんどもやっていられない。だからIP67レベルの防水は必須。


2.血中酸素濃度(SpO2)が測れるもの

 怪しく廉価な中華製はどれも同じようにみえるが、ちょっと違いがあるようだ。心拍はどのモデルでも測れるが、どうせなら、血圧と血中酸素も測れるモデルが良い。心拍と血圧は結構どもモデルでも計測できるようだが、血中酸素まで計測できるモデルはまだ少ない。新しいモデルならどれでも血中酸素を測れるというわけでもないので、そこは注意して探そう。


3.期待はずれでも諦められる安いもの

 Apple Watchは4〜5万円ほど。しかし怪しい中華製スマートウォッチは、4,000円以下の商品で十分だった。はじめてのスマートウォッチで、入院生活用としての用途だったので、もし期待はずれでも諦められるプライスが大事。


4.スマホのアプリが日本語化されているか

 計測したバイタルなどのデータは、bluetoothで同期して専用のアプリへ記録されていく。このアプリが日本語化されているかは重要だった。医療英語に不自由でないならこの限りではないが。専用の記録アプリがないモデルはなかったが、一部にアプリが日本語化していないモデルもあったようだった。


5.どんな充電方式か

 基本的に、時計本体にUSBケーブルで充電するタイプと、本体に特殊な専用アダプターが付属しており、これで充電するタイプ。それから本体を直接USBポートに差し込んで充電するタイプと存在した。これはご自分のデバイス環境に合わせて選んだら良い。どれも電源容量は小さく、すぐにフル充電してしまう。


6.スマホのOSのバージョンが対応しているか

 iOSは6からというモデルや8からというモデルがあった。Androidは4からと5からというモデルがあった。さすがにiOS6をお使いの人はほとんどいないと思われるのであまり心配ないが、Androidはまだ一部にバージョン4系をお使いの方もいらっしゃる。念のためAndroidの人はスマートウォッチが、どのバージョンのOSから対応しているか確認しておいて損はない。


 基本的にこんなとこを注意して選んだ。かなり多くの条件だ。それでも多くのモデルが該当した。どうもGanRiverというメーカーとitDEALというメーカーがモデル数が多いみたいだった。しかし条件に合致していれば、あとは値段と色やデザインの好みでしかない。



スマートウォッチ 血圧 2019 最新 心拍計 万歩計 活動量計 GanRiver スマートブレスレット カラースクリーン IP68防水 ランニングモード 消費カロリー 睡眠検測 アラーム 着信電話 Line通知 多機能健康管理 腕時計 iphone&Android対応 日本語説明書

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  • 出版社/メーカー: ganzhou
  • メディア: その他
どのスマートウォッチでも、SMS、LINE、メールや、スマホへの着信などを振動でお知らせしてくれるのも、入院中は何かと助かった。変わった利用方法として、足首に装着した時もあった。足首でも手首とほぼ変わらずバイタル計測できたのは、なぜかクスッと笑えた。時計はG-Shockなど普段使用しているものを装着していたい方には足首という手段もあります。

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